トヨタが「ネットにつながる実験都市」を作るらしいよ
トヨタ自動車が、あらゆるモノやサービスがネットを介してつながる都市「コネクティッド・シティ」を静岡県に建設すると発表したとのことです。
完成した街には実際に人が住んで(最初はトヨタの従業員や、プロジェクト関係者のみ)、室内用ロボットやセンサーで取得したデータをAIが解析する健康状態管理システムなど最新技術を体験・使用できるらしいです。
2020年からは5Gが日本で始まり、さらにIoT関連が盛り上がりそうなので「コネクティッド・シティ」というのはまさに流行の波に乗った感じがします。
今回は5GとIoTというキーワードについて簡単に書いてみます。
5Gとは
5Gは、第5世代移動通信システムのことです。
Q:第5世代ということは、第1~4世代もあったの?
A:あります。
3G, 4Gは現在主流の通信規格で携帯電話(ガラケー)やスマートフォンの通信を支えています。(LTEは3Gと4Gの間ぐらいと考えてもらえればいいです。)
3Gの通信速度は384kbps~14Mbpsでメールやネットが不自由なくできる速度になり、 4Gの通信速度は50Mbps~1Gbpsとゲームや音楽、動画などのリッチコンテンツがスマートフォンでできるようになりました。
そして次はの通信規格が5G。
5Gの特徴は大きく3つ。
- 高速・大容量
- 低遅延
- 多数端末との接続
通信速度は最大20Gbpsにもなると言われており、現在の光回線よりも早いです。
もはや固定回線とかWiFiとか使うよりも高速に通信できちゃいます。
IoT(Internet of Things)とは
IoT(Internet of Things)はモノがインターネット経由で通信すること。
スマホで外出先からインターネット経由でエアコンの電源を入れられたり
センサーを使って畑の土の乾き具合を検出してインターネット経由でPCやスマホに通知をしたり
と、様々なモノ(PC類やスマホ以外)をインターネットにつなぐことをIoTと呼びます。
上記の例だと、エアコンやセンサーをインターネットに接続しています。
IoTによって、生活がもっと快適になりそうな感じがしますね。
IoTの問題点
現在のIoTの問題点として、セキュリティの問題がありそうです。
PCやスマホなら、OSの定期セキュリティバッチの適用や、アンチウイルスソフトを入れたりしてウイルス対策できます。
しかし、IoTで使われる機器ではPCやスマホ並みのセキュリティ対策はされていないのが現状です。なので、IoT機器はサーバー攻撃の標的となっています。
まとめ
コネクティッド・シティ、面白そうだなぁ。
完成したらぜひ行ってみたい場所です。
今回はコネクティッド・シティから、IoTと5Gについて書いてみました。
2020年はこの辺の技術の進歩がめぐるましくなりそうなので、アンテナ張っておこうと思います。