Windows10の仮想デスクトップ
Windows10には仮想デスクトップという機能があります。知っていると便利なので紹介しようと思います。
[目次]
1. 仮想デスクトップとは
稼働デスクトップは、1つのPCで複数のデスクトップ環境(パソコン画面の作業領域)を提供するものです。もともと、Unix系のOSでGUI環境を構築するのに使われていたX Window System*1というものが仮想デスクトップを提供しており、UbuntuなどのLinuxOSでは使用できました。
mac OSではMac OS X 10.5 Leopardから正式に仮想デスクトップが使えるようになったそうです。*2
そしてWindowsOSでは、Windows 10から仮想デスクトップが提供されました。
2. Windows10の仮想デスクトップ
Windows10で仮想デスクトップを使用するには2通りの方法があります。
2.1. タスクバーの [タスクビュー] から使う方法
タスクバーにタスクビューというアイコンがある場合、そのアイコンからタスクビュー画面(仮想デスクトップを管理する画面)を開けます。
① タスクビュー画面を表示させる
タスクバーの「タスクビュー」をクリックするとタスクビュー画面が表示されます。
※タスクバーに表示されていないときは、タスクバーを右クリック⇒「タスク ビュー ボタンを表示(V)」をクリックすると表示されます。
② デスクトップの追加・切り替え
仮想デスクトップの管理画面で「新しいデスクトップ」をクリックすると、デスクトップが1つ追加されます。
何も表示されていない新しいデスクトップが表示されます。
また、タスクビュー画面で開きたいデスクトップをクリックするとことで、デスクトップを切り替えることができます。
③ デスクトップを削除する
タスクビュー画面から、デスクトップを削除することもできます。
2.2. ショートカットキーから使用する
下記のショートカットキーから、タスクビュー画面で仮想デスクトップを使用するのと同じことができます。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Win + Tab | タスクビューを表示 |
Win + Ctrl + D | 新しいデスクトップを作成 |
Win + Ctrl + → | 次のデスクトップに切り替え |
Win + Ctrl + ← | 前のデスクトップに切り替え |
Win + Ctrl + F4 | 開いているデスクトップを削除 |
3. 仮想デスクトップでできること
仮想デスクトップを使用すると、デスクトップごとに開くアプリを変えたりして画面を広々使ったり、並列作業したりできます。
私は、デスクトップ1をメイン案件の作業領域、デスクトップ2を別案件の作業領域として使用して、案件によってデスクトップを切り替えて使用していたりします。
他には、デスクトップ1で情報収集を、デスクトップ2で資料作りをするといったような使い方も可能です。
4. まとめ
WIndows10の仮想デスクトップについて紹介しました。 仮想デスクトップの使い方は上で紹介したこと以外にも、いろいろあると思います。自分に合った使い方を見つけてもらい、作業効率UPしてもらえたなら何よりです。